静かに見つめてきた心象風景
遠い日に色んなことがあったような
それも少しづつ霧の中に包まれて
静かに、時は流れていきます。
どこか思い出の中で見てきた風景や
小さな生きもの達を描いています。
Gallery 冬
#01星と雲と
2012年 東京展 優秀賞受賞
2011年の大地震、津波、原発事故が起きてから
これからのことが、わからなくなりました。
といっても、私には何もないようなものですが、
ただ静かに絵を描き続けました。
こちらは、そのような時期に描いた作品です。
#02空洞の空
2015年 長野県国際ビエンナーレ 入選
沢山の星 ちりばめられた中に
空洞の空 果てしなく
その入口で 休みながら
星の またたく 世界を いつまでも
#03お別れに
2018年 銀座 永井画廊公募展 佳作賞
2018年 喜多方市美術館公募展 奨励賞
ぼんやりと 雲が 見える
何かあったのか みんな集まって
花などよこして さよならしている
もしかして おれ 生きていないのかも
どこへ 行くのか
意外な人が 来てくれた
思ってた人は 来なかった
タッシャデナ
Gallery 春
#04花かげ
#05明日
#06水底
#07たそがれに
Gallery 夏
#08幸への旅
#09遠くへ
2016年 東京展美術協会 東京展 優秀賞
#10小さな森
森の中の陰に 小さな草むらがありました。
何か棲んでるようですが、外にでることは
ほとんど無くて 静かにしているようです。
知られるように 生きてる 生きものもあれば
知られないように 生きてるものも
私も
Gallery 秋
#11静か
秋も 終わりになると
野原や畑も 静かに
眠りにつきます
#12落ち葉
今夜も月がでましたね。
落ち葉の中にくるまって
ひんやりした風を
少し暖かくして眺めています
#13林ニテ
秋の頃は
どこからか風が吹くと
遠くから 色んなのが
空に 舞い上がっているようです
風が ないときでも
空の上には 風が あるようです